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JIS Q 19011改正について
ISO 19011:2018 マネジメントシステム監査のための指針
Guidelines for auditing management systems

2018年7月3日発行(JIS発行 5月20日予定)

2018年版の2012年版に対する変更点について
•監査の原則への、リスクに基づくアプローチの追加
•監査プログラムのマネジメントに関する手引きの拡張
(この拡張に監査プログラムのリスクを含む)
•監査の実施に関する手引きの拡張、特に監査計画の策定の部分
•監査員に関する共通的な力量要求事項の拡張
•対象「もの(thing)」ではなく、プロセスを反映する用語の調整
•特定のマネジメントシステム分野の監査に関する力量要求事項を扱う附属書の削除
(理由:個々のマネジメントシステム規格の数が多く、すべての分野に関する力量要求事項を含めるのは現実的ではない)
•組織構造、リーダーシップ及びコミットメント、仮想監査、順守、サプライチェーンなどの新しい概念を監査することに関する手引きを提供するための附属書A の拡張

JIS Q 19011:2012が発行されて以降、多くの新しいマネジメントシステム規格が発行され、その多くが共通の構造、共通の中核となる要求事項や共通の用語及び定義があります。
結果として、より共通的な手引きを与えることに加え、マネジメントシステム監査へのより幅広いアプローチを考慮する必要があります。
監査結果は、事業計画策定の分析の側面に対してインプットを提供し、改善の必要性及び活動の特定に寄与することができます。
監査は、様々な監査基準の個別又は組み合わせに対して行うことができます。


監査基準には次の事項を含みますが、これらに限りません。
•一つ又は複数のマネジメントシステム規格で定める要求事項
•関連する利害関係者が規定する方針及び要求事項
•法令・規制要求事項
•組織又は他の関係者が定めた一つ又は複数のマネジメントシステムプロセス
マネジメントシステムの特定のアウトプットの提供に関係するマネジメントシステムの計画(例:品質計画・プロジェクト計画など)

JIS Q 19011は、全ての規模及びタイプの組織、様々な範囲及び規模の監査に対して手引きを提供しています。
一般的に大規模な組織で大規模な監査チームが実施する監査や組織規模の大小に関わりなく単独の監査員が行う監査が含まれます。
JIS Q 19011は、監査プログラムの範囲、複雑性及び規模に適切に対応させることが必要です。

附属書の改正点


改正されますが現在審査員登録されている皆様に大きな影響はありません。
ただし、ISMS SocietyでもCPD学習記録に対応したセミナーを開催する予定です。
改正点を学習しCPDとして学習実績を残されることを推奨します。

審査員研修コース(MS管理技術者認定コース)の内容は発行され次第改正
JRCAからは試験内容にも変更があるとの連絡を受けており、テキストの改定を含め準備を進めています。

テキストの改正とともに順次こちらで内容を公開します